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これからは紫外線の季節
これからは紫外線の季節
だんだん暖かくなってきて、今年ももう夏か。と若干憂鬱ですが、これからの時期は、これまでのヘアケアを見直す時期でもあります。
秋から冬、春の間は乾燥に対するケアを行ってきた人がほとんどだと思います。
ですが、これからはお肌と同じで髪も紫外線対策が必要になってきます。

特にカラーをしている人ですね。
それにもちゃんと理由があります。
人体は進化の賜物。そんな言葉がありますが、髪も人種毎に進化してきました。
大きく三つに分類して、白人、有色人種、黒人にしましょう。
まずは我々有色人種。主にアジア人ですね。
アジア人の髪は決まって黒。生まれながらブロンドヘアの純アジア人はいないでしょう。
これは、アジアの地域が亜熱帯であり、紫外線が比較的強いことに由来します。
我々日本人の黒髪は、シミの原因として有名なメラニン色素です。
メラニンは紫外線を吸収し、無害化してくれます。
そう、実は肌にできるシミも、身体が紫外線から細胞を守ろうとする防衛手段の一つだったんですね。
髪も外部からの衝撃から頭を守る役割もありますが、実は知らないところで紫外線からも守っていたんですね。
次に白人ですが、基本赤毛かブロンドヘアですよね。
これも単純に紫外線が少ない地域で進化した人種なのでアジア人や黒人ほどメラニン色素を必要としなかったんですね。
黒人は、黒髪に加え縮れていますよね。
ストレートヘアの黒人さんは見たことないと思います。
この形状にも理由があり、人体で最後に発達したと言われる脳は熱に弱いです。
そのため、気温の高いアフリカ大陸では、頭部と髪の間に空間を設けることで熱から脳を守っているんですね。
人体って不思議です。
そして本題ですが、ヘアカラーというのは、基本的にメラニンを破壊して脱色することによって明るくしています。
つまり、カラーを繰り返せば繰り返す程、比例して紫外線に脆い髪になります。
メラニンが減ってしまいますので。
皆さんの周りにもいらっしゃるのではないでしょうか?
髪の表面ばかり明るくなって、中の毛は暗いままの人。
あれこそ紫外線の影響で色が退色してしまっている状態です。
これを回避するために、UVカットのアイテムや専用の流さないトリートメントで対応します。
これからの時期、是非これらのアイテムを使って乗り越えましょう♪